電話対応 ビジネスマナー研修 新人社員のやる気研修 話し方・発声
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電話応対
会社のイメージは、社員が電話で話す最初の一声で決まります
電話での言葉遣いの基本は、正しい敬語と、わかりやすい日本語
きれいに、自然に、なめらかに声を出す発声トレーニング
「相手の望みをかなえるために何ができるか」を考えるロールプレイング
電話対応基本
最近の人たちは電子機器が発達したため、あまり電話をかけなくなっています。電子メールを打つことは得意でも電話応対や面と向かって人と話すことが苦手な人がとても多くなっているのです。
若い社員は、「電話は面倒くさい」とどこかで思っているわけです。それは、その場で即答することに慣れていないからです。
電話での応対が難しいのは、お互いの表情が見えないので、少なくとも話している間は声に表情をつける必要があるところにあります。電話では、スマホのメッセージのように絵文字をつけるわけにはいかないのです。
会社のイメージは、社員が電話で話す最初の一声で決まります。女性の印象の良い声や、男性の爽やかな受け答えがあれば、相手のイメージは格段に良くなります。
特にホテルやレストランの予約受付などの接客業や販売店などにはとても大切なことです。例えば老舗の店をインターネットで検索して電話をかけた場合、相手に老舗らしい電話応対をされるととても信用が増します。
ビジネスマナー研修として、会社にふさわしい電話応対を身につけることは、組織人になる必須項目です。
電話の言葉遣い
電話での言葉遣いの基本は、正しい敬語と、わかりやすい日本語です。わかりやすい話し方をするためには、話に適度な間をおくことが大切です。
相手にお詫びの気持ちを伝えるためには、「お待たせいたしました」「申し訳ありませんでした」といったお詫びの言葉は、少し間をおいて、ゆっくり話した方が伝わりやすいでしょう。
電話では、相手の用件をきちんと聞き出すことが大切です。そのためにはまず第一印象を良くして、相手に「続けて話したい」という気持ちになっていただき、落ち着いてお話しいただく必要もあります。
こうしたテクニックは習得しておけば、仕事だけでなく日常生活でも使えるのでとても便利です。
電話の発声
最近の若い方は、発声についても苦手な人が多いようです。口がちゃんと回らない人が増えています。張り切りすぎると変な所から声が出てしまうし、ふだんから小さな声でぼそぼそと話す人もいます。
そこで研修では、きれいに、自然に、なめらかに声を出し、長い文章を理論整然と、穏やかにわかりやすく話せるようにトレーニングをします。
発声に必要なことは、スムーズに声を出すために、無理なく口を開けることです。そしてきれいに鼻濁音を出すことができるように、なめらかに口を動かす訓練を日ごろからしておけば、いざというときに慌てずにすみます。
中高年になっておしゃべりの習慣を失うと、口の周りの筋肉が退化してしまい滑舌が悪くなってしまいます。巷のおばさま達が元気でいるのは、友達とおしゃべりすることで口を動かし肺が鍛えられるからです。おしゃべりにも意外な効果があります。
ロールプレイング
社会人としてのルールや接遇マナー、電話応対などについて研修で説明したことをきちんと身につけていただくために、ロールプレイングを行います。
セリフは講師のほうである程度用意しますが、大切なところは自分の力で考えていただくようにしています。
ここでは、「応対のときに上司の名前に<さん>はつけて呼んではならない」といった基本的なことから、何か提案する場合には「こういたしましょうか」と必ず相手の同意や許可を得るとか、できないことを相手に伝えるときには「いたしかねます」という言い方をしたほうがよいといった、相手の心情をおもんばかった話し方まで、ビジネス上必要なやり取りの基本をひと通り身につけることができます。
「相手がいちばん望んでいること」を瞬時に判断して、「相手の望みをかなえるために自分に何ができるのか」を考えて対応するトレーニングを行います。
最初はみんな緊張するようですが、そうした緊張感の中で訓練を受けた経験が、ビジネスの現場で必ず役に立つはずです。
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